先週の話ですが、母が娘たちを預かってくれたので夫と２人で映画を観に行きました。
予告を見てからずっとずっと気になってたしあわせのパンです。
感想から言うと、
「想像以上に考えさせられることが多くて深い作品」
って感じでした。
観る前は良い意味でほのぼの系の作品かなって思ってましたが、これがそれだけではなくて意外でした。
ネタバレは極力控えますが、とても幸せそうに見える水縞くん夫妻が実は「心だけ」が離れている。
りえさんの心は大変なことがありすぎて閉ざされてしまっていて、愛してくれている水縞くんにも完全には心を開けていないこと。
それぞれの季節にカフェマーニを訪れるお客さんも、それぞれたくさんの想いを抱えて生きていること。
それでも乗り越えていかなくてはいけないこと･･･などなど。
私の文章力では良さをとても言い表せていないけど、この作品を観て夫婦の在り方を再度考えるいいきっかけになりました。
人生の中で「ひとり」から「ふたり」に変わる瞬間、とても素敵だし奇跡なんだなって。
私にもヒロインのりえさんのように「たいへんなこと」がたくさんたくさんあって、心を閉ざしていた頃がかなり長かった。
でも、私も自分だけのマーニを見つけられたかな･･･って＾＾
実はこの映画に行く前、ちょっとしたことが原因なのですが夫にとても腹を立てていました。
直前まで一緒に行くのを止めて１人で行こうとか考えたり＾＾；
でも、映画を観た後はそんなちっちゃい気持ちは吹っ飛んでしまいました。
やっぱりこの人と結婚できて家庭を持てて幸せだなって♪
映画があまりに気に入って、帰りの足で小説も買い、数日後には渋谷パルコで期間限定でオープンしているnordにも行ってきました。
サクラの木でできたカンパーニュのストラップを買ってきました。
木の良い香りがして、握るとなんだか幸せな気分になれるストラップです＾＾
夫もこの映画をとても気に入ったようなので、２人であれこれ話しながら盛り上がっています。
我が家ではもうしばらく「しあわせのパン」ブームが続きそうです♪
